お歳暮のお礼状|相手と急ぎ方で手段を選ぶ逆引きと、品物に触れる一文の作り方

お歳暮が届いたあと、お礼状を書こうとして手が止まることがあります。文例を探すと似た文がいくつも出てきますが、自分が書く一通をどの形式で、いつまでに出せばいいのかが決まらない。そのうちに日が過ぎて、今から出すのも気まずくなる、という流れになりがちです。
この記事では、文例の前に「どの手段で返すか」と「いつまでに返すか」を相手との間柄から逆引きできる形にまとめました。そのうえで、頭語から結語までの構成、ビジネス・個人それぞれのお礼状の例文、妻が夫の代筆で書く場合の書き方まで並べています。
お礼状のマナーは、地域や家、会社の慣習によって少しずつ違います。社内に決まった形式がある場合や、相手の家のしきたりが分かっている場合は、そちらに合わせてください。
1. お歳暮のお礼状とは|届いたことの報告と、お礼を兼ねる手紙
お歳暮のお礼状は、品物が無事に届いたことを伝え、あわせてお礼の気持ちを書いて送る手紙です。相手は配送の控えだけを持っているので、届いた報告が入るだけでも用は足ります。そこに一年のお付き合いへのお礼を添えるのが、年末の挨拶としてのお礼状です。
お礼状と「お返し」は別のものとして扱われます。お歳暮はお礼の品なので、同額の品物を返すことは必須ではないとされ、まずはお礼状や電話で感謝を伝える形が一般的です。品物を返したい場合の考え方は7節にまとめました。
- お礼状=届いた報告+お礼の挨拶。品物のお返しとは別に考える。
- いちばん大事なのは出すタイミング。形式より早さが印象を決める。
- 間柄によって、電話・メール・はがき・封書を使い分けてよい。
お歳暮そのものを贈る時期や段取りは、お歳暮の時期はいつ?相手ごとに締切を決める逆算のしかたに分けて書いています。自分が贈る側に回るときは、そちらを先に見ると順番が決まります。
2. 書き始める前に決める2つ|お歳暮のお礼状の手段と急ぎ方
文例を探す前に、手段とどれくらい早く返すかの2つを決めてしまうと、書く文章はほとんど自動的に決まります。相手との関係性から逆引きすると次のようになります。
| 相手 | 向く手段 | 急ぎ方の考え方 |
|---|---|---|
| 取引先・社外の目上の方 | 封書(縦書き)。急ぐときはメールを先に送り、あとから封書 | 届いたらできるだけ早く。社内に決まった形式があればそれに従う |
| 自社の上司 | はがきか封書。日常的に顔を合わせるならメールでも差し支えない | 出社した日に口頭で一言添えておき、書面はそのあとで |
| 親戚・両親 | はがきか封書。先に電話でも | 電話で届いたことを伝え、改めてはがきを出す二段構えが収まりがよい |
| 友人・知人 | はがき、メール、メッセージでも | 気づいたその日に短く。形式より早さを優先してよい |
| 仲人・恩師など改めて礼を尽くしたい相手 | 封書・縦書き・手書き | 日を置かずに。文面は短くても手書きで |
手段の丁寧さは、一般に封書・縦書き>はがき>メール・電話の順に案内されています。ただしこれは「どれが正解か」ではなく、相手との間柄に合わせて選ぶものです。友人に硬い封書を送ると改まりすぎ、取引先にメッセージだけで済ませると軽く見えます。
迷ったときは二段構えにすると失礼になりません。まず電話かメールで届いた報告とお礼を伝え、そのうえで封書やはがきを出す。これなら早さと丁寧さの両方が立ちます。お歳暮のお礼メールだけで終える場合も、件名に「お歳暮のお礼」と入れて、本文を短くまとめれば用は足ります。
3. お歳暮のお礼状の構成|頭語から差出人まで
お礼状の中身は、昔から決まった並びがあります。この順に並べるだけで形になるので、覚えるというより穴埋めに使ってください。
| 順 | 要素 | 書くこと |
|---|---|---|
| 1 | 頭語 | 「拝啓」。より改まった形では「謹啓」「拝呈」。はがきや親しい相手では省いてよい |
| 2 | 時候の挨拶 | 年末に出すので、師走の候・歳末のあわただしい時期であることに触れる |
| 3 | 相手の近況を尋ねる言葉 | ご健勝・ご清栄をお喜び申し上げる、体調やご家族のご様子を尋ねる |
| 4 | いただいた品へのお礼 | 何が届いたかに触れて、お礼を書く(4節) |
| 5 | 相手の健康を気遣う言葉 | 寒さが厳しいので「ご自愛ください」など |
| 6 | 結びの言葉と結語 | 「略儀ながら書中をもってお礼申し上げます」+「敬具」(謹啓なら「謹言」) |
| 7 | 日付と差出人の名前 | 日付を入れ、差出人の氏名を書く。会社として出すなら社名・部署も |
頭語と結語は組み合わせが決まっています。拝啓には敬具、謹啓には謹言。どちらかだけを書くことはしません。縦書きの封書が最も丁寧とされますが、横書きの便箋やはがきでも、この並びは変わりません。
| 頭語 | 合わせる結語 | 向く場面 |
|---|---|---|
| 拝啓 | 敬具・拝具 | いちばん一般的な組み合わせ。ビジネスシーンでも個人宛でも使える |
| 謹啓・謹呈 | 謹言・謹白・敬白 | より改まったフォーマルな形。取引先や目上の方へ |
| 拝呈・啓上 | 敬具 | 拝啓の言い換え。同じ相手に続けて出すときに変化をつけられる |
| 前略 | 草々 | 挨拶を省く形なので、お礼状では使わないのが無難 |
時候の挨拶は、出す時期の気温や季節の変化に合わせて選びます。年末なら「師走の候」「歳末の候」「寒冷の候」「大雪の候」、初冬から本格的な冬に入るころなら「朝晩冷え込む季節となりました」「寒気が増してまいりました」のような言い方が使えます。かしこまった形にしたい場合は「平素は格別のご高配を賜り」「日頃のご厚誼に深く感謝申し上げます」を続けると、文章全体が落ち着きます。
差出人の書き方にも決まった形があります。縦書きなら本文の最後に日付(「令和〇年十二月」のように)を書き、その下に氏名を記します。会社として出す場合は社名・部署・役職と氏名を入れ、連名にするときは目上の人を先に。宛名が会社そのものであれば「御中」、個人宛なら氏名に敬称を付けます。
句読点を使わない書き方が丁寧とされる場面もあります。改まった縦書きの手紙では、句読点の代わりに行を改めて書く形が選ばれます。ビジネスのメールでは、読みやすさを優先して句読点を入れて差し支えありません。
4. 例文が似てしまう原因|いただいた品物に触れる一文を足す
文例をそのまま使うと、どうしても同じ文章になります。差がつくのはいただいた品物に触れる一文です。ここだけ自分の言葉にすれば、あとは定型でかまいません。品物の種類ごとに、触れ方を変えると書きやすくなります。
| いただいた品 | 触れる一文の作り方 |
|---|---|
| 日持ちしない生鮮のもの | 届いた日のことを書く。「届いたその晩に家族でいただきました」のように、食卓の場面を一言 |
| 日持ちする食品・飲みもの | これから楽しむ予定として書く。「年末年始に家族で楽しませていただきます」 |
| 家族で分けられるもの | 誰が喜んだかを書く。「子どもたちが喜んでおりました」 |
| 日用品・入浴剤など使うもの | 使う場面を書く。「寒い季節に使うものをいただき、毎日の支度が助かります」 |
| 相手の地元の品 | 土地の名前に触れる。「そちらの名産をいただけるのは嬉しいことです」 |
長く書く必要はありません。品物の名前と、それをどうしたか(どうするか)が一文入るだけで、定型文との違いが出ます。「結構なお品を頂戴し」「過分なお心遣いをいただき恐縮しております」「ご丁重なお品を拝受いたしました」「心尽くしのお品を恵贈いただき有難く存じます」といった言い方は、品物の中身に触れないぶん、どんな品にも使える便利な形です。家族や職場で分けた場合は「家族一同で」「社員一同、大変喜んでおりました」と添えると、相手にも様子が伝わります。
避けたいのは、品物の値段や量に踏み込むことです。高価だったかどうかに触れると、受け取り方によっては気を遣わせます。お礼の対象は品物ではなく、贈ってくれた心遣いそのものと考えて書くと、文が落ち着きます。
5. 相手別のお歳暮のお礼状の例文
2節で決めた手段に当てはめて使ってください。名前と品物の部分だけ入れ替えれば、そのまま出せる長さにしています。
取引先あて(封書・便箋)
拝啓 師走の候、貴社におかれましてはますますご清栄のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
このたびはご丁寧なお歳暮の品を頂戴し、誠にありがとうございます。弊社社員一同、大変喜んでおりました。
本年も格別のお力添えをいただき、心より感謝申し上げます。来年も変わらぬお付き合いをいただけますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
年末ご多忙の折、皆様のご健勝をお祈りいたします。略儀ながら書中をもって御礼のご挨拶申し上げます。 敬具
取引先あて(メール)
件名:お歳暮のお礼
いつもお世話になっております。〇〇株式会社の〇〇です。
このたびはご丁寧なお歳暮の品をお送りいただき、誠にありがとうございます。部署の皆で頂戴いたしました。
本年も多くの場面でお力添えをいただき、心より感謝しております。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
取り急ぎメールにてお礼を申し上げます。後日改めてご挨拶に伺います。
自社の上司あて(はがき)
このたびはお歳暮の品をいただき、ありがとうございました。家族で楽しませていただいております。
本年は多くのことを学ばせていただきました。来年もご指導のほどよろしくお願いいたします。
寒さが厳しくなりますので、どうぞご自愛ください。
親戚あて(はがき・堅苦しくしない形)
先日はお歳暮をありがとうございました。早速いただき、家族で喜んでおります。
こちらは変わりなく過ごしております。そちらもお元気でいらっしゃいますか。
年末は何かと忙しい時期ですので、どうぞ無理をなさらずお過ごしください。また年明けにご挨拶に伺えればと思っております。
友人あて(メール・メッセージ)
お歳暮が届きました。いつもありがとう。年末年始に家族でいただくね。
こちらも年末は慌ただしいけれど元気にしています。寒いので体調に気をつけて。年明けにゆっくり会えたら嬉しいです。
自分の両親あて(メール・電話のあとの一言)
お歳暮の品が届きました。毎年気にかけてくれてありがとう。
こちらはみんな元気です。年末年始の予定が決まったら連絡します。寒いので体に気をつけて過ごしてください。
6. 妻が夫の代筆でお礼状を書く場合
夫あてに届いたお歳暮に、妻が代わりにお礼状を書くことはよくあります。書き方そのものは変わりませんが、差出人の書き方に決まった形があります。
- 差出人は夫の名前を書き、その左下に小さく「内」と添えるのが、代筆を示す一般的な形です。
- はがきや封書の宛名は、夫の名前で出すのが基本です。
- 文面は夫の立場で書きます。社内の相手であれば、夫の部署での関係に踏み込みすぎないほうが収まります。
- ビジネスの相手あてで形式が気になる場合は、夫本人の名前で改めて出すか、メールを先に送る二段構えにします。
代筆が失礼になるかを気にする声もありますが、個人の付き合いの範囲では一般的に行われてきた形です。間柄が改まった相手で迷うときだけ、本人が出す形に寄せてください。
7. 品物を返したいとき|お礼状に添えるか、時期をずらすか
お歳暮はお礼の品なので、同じ額の品物を返すことは必須ではないとされています。それでも何か返したい場合は、次の2つの形が一般的です。
- お礼状を先に出し、品物は時期をずらして別の贈り物として贈る。 お歳暮へのお返しという形を取らないので、相手も受け取りやすくなります。
- 同じ時期に贈り合う形にする。 毎年お互いに贈っている間柄なら、こちらからもお歳暮として贈り、お礼状は別に出します。
品物を選ぶときは、相手の家族構成が分からなくても渡しやすく、置き場所を取らないものが扱いやすくなります。使えばなくなる品物(食品・飲みもの、日用品、入浴剤など)がよく選ばれるのは、相手の負担になりにくいからです。年末は相手の家に物が集まる時期なので、同じ品が重なりにくいものを選ぶ、という見方もあります。
価格帯から絞りたいときは、高級入浴剤ギフトの選び方に価格帯別の基準をまとめています。お礼状を出す相手が複数いる場合も、品物の候補を先に1つ決めておくと、手配がまとめられます。
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8. お歳暮のお礼状で気をつけること
形式より先に気をつけたいことを並べます。
| 気をつけること | 理由 |
|---|---|
| 年賀状でお礼を済ませない | 年賀状は年始の挨拶で、お礼状とは役割が違うため、別に出すものとして案内されることが多い |
| お礼を言う相手を間違えない | 会社名で届いた品は、個人ではなく会社あてにお礼を出す。役職や連名の有無も控えの伝票で確認する |
| 品物の値段に触れない | 相手に気を遣わせる。お礼は心遣いに対して書くのが基本的な考え方 |
| 長く書きすぎない | 読む負担になる。ハガキなら数行で十分に伝わる |
| 手段を迷って出さないまま日が過ぎる | 遅れることのほうが印象に残る。まず電話かメールで報告する |
| お中元のお礼状の文面をそのまま使い回さない | 時候の挨拶が季節に合わなくなる。冒頭の2行だけ書き替えれば足りる |
マナー違反になるかどうかを気にしすぎる必要はありません。礼儀として外せないのは、相手を間違えないことと、本来の目的(届いた報告とお礼)が伝わることの2つです。細かい形式は、相手との間柄に合わせて無難なほうを選べば十分で、素直な言葉で書かれた短い文のほうが好印象になることもあります。
出すのが遅くなってしまったときは、お詫びを一言添えて出せば問題になりません。「お礼が遅くなり大変恐縮ですが」「本日になってしまい失礼いたしました」と書き添えるだけで足ります。年が明けてしまった場合は、年賀状とは別に、お礼の手紙として出してください。相手が年配の方で正月の挨拶を重く見る家であれば、電話を先に入れておくと行き違いになりません。
松の内(高島屋・三越伊勢丹・日本郵便のどの案内でも、関東は1月7日、関西は1月15日)が明けてからになると、年始の挨拶としては時期を過ぎます。寒い時期の寒中見舞いとして「寒中御見舞」「寒中御伺」の形で出す方法もあり、三越伊勢丹の案内では立春(2月4日頃)の前日までとされています。
相手が喪中のときは、お礼状そのものを控える必要はないとされています。ただし、おめでたい意味合いの言葉や「御年賀」の表書きは避ける、という配慮が案内されています。贈る側として喪中の相手に品物を手配する場合の考え方は、お歳暮の時期と一緒に確認しておくと迷いません。
9. 書き始めてから出すまでの段取り
手が止まらない順番に並べると次のようになります。
| 順 | やること |
|---|---|
| 1 | 届いた日に、電話かメールで届いた報告とお礼を伝える(相手が改まった間柄なら、ここは省いて書面へ) |
| 2 | 2節の表で、相手ごとに手段(封書・はがき・メール)を決める |
| 3 | 3節の構成に沿って、頭語・時候の挨拶・結語を先に埋める |
| 4 | 4節を見て、いただいた品物に触れる一文を足す |
| 5 | 日付と差出人を書いて投函する。代筆なら「内」を添える |
| 6 | 贈った相手と、いただいた品を控えておく(来年の品選びと、重複を避けるため) |
相手が何人もいる場合は、手段ごとにまとめて書くほうが早く終わります。封書の相手、はがきの相手、メールの相手で分けて、同じ形式のものを続けて書く。一通ずつ形式を切り替えると、そのたびに手が止まります。便箋と封筒、はがき、切手を先に用意しておけば、書き始めてからの時間は短くて済みます。
個人別に文面を考え直す必要はありません。ビジネス用と個人用の2種類を手元に持っておき、相手の状況に合わせて一文だけ差し替える。この判断だけで済むようにしておくと、普段から手紙を書かない人でも準備が苦になりません。品物を控えておく作業は、来年に同じ品が重ならないようにするためで、毎年のやりとりが続く相手ほど役立ちます。
お礼状は、相手への敬意を形にするための手段のひとつです。最後に読み返して、相手の安否を尋ねる言葉と、今後のお付き合いをお願いする言葉が入っていれば、簡単な文面でも挨拶として成立します。非常に丁寧な文章を一通書くより、全員に早く出せるほうが心強い印象を残します。
10. よくある質問(FAQ)
Q. お歳暮のお礼状は必ず出すものですか?
必ずという決まりはありませんが、品物が届いたことの報告になるため、何らかの形で伝えるのが一般的です。改まった相手には封書やはがき、親しい相手なら電話やメールでも差し支えありません。
Q. お礼状を出すタイミングはいつですか?
届いたらできるだけ早く出すのが基本です。日数の目安は案内によって幅があります。手段を決めるのに迷うより、まず電話かメールで報告してから書面を出す形が確実です。
Q. お歳暮のお礼はメールだけでもいいですか?
間柄によっては差し支えありません。日常的にメールでやりとりしている相手なら、件名に「お歳暮のお礼」と入れて短くまとめれば用は足ります。改まった相手や社外の目上の方には、メールを先に送り、あとから封書を出す二段構えが収まりがよいです。
Q. はがきと封書はどちらが丁寧ですか?
一般には封書で縦書きのほうが丁寧とされます。はがきは略式ですが、親戚や上司あてには広く使われています。相手との間柄で選んでください。
Q. お歳暮のお礼を電話で伝えるのは失礼ですか?
失礼にはなりません。届いたことをすぐ伝えられるのが電話の利点です。改まった相手には、電話のあとに書面を出す形にすると丁寧になります。
Q. 親戚あてのお礼状が堅苦しくなってしまいます。
頭語と結語を省いて、届いた報告・お礼・こちらの近況・相手の体調を気遣う言葉の4つだけで組み立ててください。5節の親戚あての例文がその形です。
Q. 妻が夫の代筆でお礼状を書いてもいいですか?
個人の付き合いの範囲では一般的に行われています。差出人は夫の名前にし、その左下に小さく「内」と添える形が使われます。改まった相手で迷うときは、本人の名前で出す形に寄せてください。
Q. 句読点は使わないほうがいいですか?
改まった縦書きの手紙では、句読点を使わず行を改めて書く形が丁寧とされます。メールやビジネス文書では、読みやすさを優先して句読点を入れて差し支えありません。
Q. お礼状を出すのが遅れてしまいました。
お詫びを一言添えて出せば問題になりません。年が明けた場合は、年賀状とは別にお礼の手紙として出します。松の内(関東は1月7日、関西は1月15日)が明けてからになる場合は、「寒中御見舞」「寒中御伺」として出す方法もあります。
Q. お歳暮のお礼状と一緒に、お返しの品を贈るべきですか?
お歳暮はお礼の品なので、お返しは必須ではないとされています。返したい場合は、お礼状を先に出し、品物は時期をずらして別の贈り物として贈る形が一般的です。
Q. 会社として届いたお歳暮には、誰がお礼状を書きますか?
会社あての品であれば、窓口になっている部署や担当者が会社名で出すのが基本です。社内に形式が決まっている場合は、そちらに従ってください。
Q. お礼状に書く時候の挨拶は何がいいですか?
年末に出すお礼状なら、師走の候、歳末のあわただしい時期、寒さが厳しくなる季節といった言い方が使えます。年が明けてから出す場合は、年始の挨拶や寒中の表現に切り替えます。
11. まとめ|手段を決めて、品物に触れる一文を足す
お歳暮のお礼状でつまずく原因は、文章そのものではなく手段と急ぎ方が決まっていないことにあります。取引先なら封書、親しい親戚なら電話+はがき、友人ならその日のメッセージ。2節の表で相手ごとに決めてしまえば、書く内容は3節の構成に沿って埋めるだけになります。
そのうえで、いただいた品物に触れる一文を足す。これだけで、文例をそのまま使った手紙とは違う一通になります。遅れてしまったときはお詫びを添えて出し、年が明けたら年賀状とは分けて出す。品物を返したい場合は、お礼状を先に出して、品物は時期をずらすほうが相手も受け取りやすくなります。
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※本記事は、お歳暮のお礼状についての一般的な整理です。地域や家、会社のしきたりが分かっている場合は、そちらに合わせてください。※本品は医薬品・医薬部外品ではありません。


