お歳暮とお中元の違い|両方贈るか片方にするかを相手ごとに決める

お歳暮とお中元は、どちらも日頃お世話になっている方々へ感謝を伝える季節のご挨拶です。目的が同じなので、調べても「違いは時期だけ」という解説に行き当たり、そのあとに「基本は両方贈るもの」と続きます。
ただ、本当に迷っているのはそこではないはずです。年2回を毎年続けられるのか、片方にするならどちらを残すのか、相手ごとにどう決めるのか。この記事は、違いを3つに絞って押さえたうえで、その判断を相手の区分から決められる形にしました。
贈答の慣習は、地域や家、お店の案内によって説明が違います。勤め先や親族に決まった慣習がある場合は、そちらに合わせてください。
1. お歳暮とお中元の違いは3つ|由来・季節・位置づけ
2つを並べると、理解しておくところは3つに収まります。金額は案内によって目安の示し方が違うので、予算の考え方を4節で触れます。
| 見る点 | お中元(御中元) | お歳暮(御歳暮) |
|---|---|---|
| 由来・起源 | 中国から伝わった中元の行事と、日本のお盆の供養・供え物の風習が結びついたものと説明されています | 年の暮れに先祖へ供え物をした風習と、商いで半年間の区切りに贈答をした慣習が結びついたものと説明されています |
| 贈る季節 | 夏。もとになったお盆の行事の時期が地域で分かれるため、目安の説明に幅があります(3節) | 年末。高島屋の案内では12月上旬から25日頃まで、三越伊勢丹の案内では12月初旬から12月25日頃までが一般的とされています |
| 位置づけ | 一年の前半のお礼。半年間のお付き合いに対するご挨拶 | 一年間のお礼と、来年もよろしくという年末のご挨拶。2つのうち重く受け取られるのはこちら |
| 品物の傾向 | 暑さのなかで受け取りやすいもの(ゼリー、アイス、フルーツ、麺類など) | 年末年始の食卓や来客時に使えるもの(ハム、お肉、海鮮、お酒、日用品など) |
表書きは御中元と御歳暮で変わりますが、のし紙の形式(紅白の蝶結び)と、贈る相手の考え方はほとんど同じです。だから「両方贈るのが一般的」という説明になり、同時に「どちらか片方でも成立する」という話にもなります。表書きと名入れ(個人のフルネーム、夫婦の連名、法人の代表者名や他一同の書き方)は、お歳暮のしの書き方に熨斗の種類ごとにまとめています。
2. 2つの由来をたどると、「重さの違い」の理由が分かる
同じ目的の贈り物なのに受け取られ方が違うのは、別の行事から来ているからです。歴史の背景を一度たどると、片方を残すときの判断がしやすくなります。
- お中元の背景|中国の道教の行事に、一年を三つに分ける上元・中元・下元という日があり、そのうちの中元が日本に伝わったと説明されています。日本では旧暦のお盆の時期と重なったため、先祖の供養やお盆の供え物を配り合う風習と融合し、やがて日頃の感謝を伝える贈答へ変化したとされています。彼岸やお盆に親族が集まり、品物を分け合う文化がもとにあるわけです。
- お歳暮の背景|年の暮れに先祖へ供え物をする風習と、商いの慣習が重なったものと説明されています。かつては半年ごとや年末に支払いをまとめる商習慣があり、その区切りに品物を添えて挨拶に回る形が定着したとされています。室町時代から江戸時代にかけて広がり、現代の贈答品の形に根付いたという解説が多く見られます。
つまり、お中元は「お盆の分け合い」から、お歳暮は「年の区切りの挨拶」から来ています。年末のほうが「一年間のお礼」という意味合いを持つのは、この背景の違いによるものです。現在は宗教色がほとんど残っておらず、どちらも人間関係を保つための贈答文化として続いています。
この理解があると、「どちらを残すか」を迷ったときに、形式ではなく自分の付き合いの性質で選べます。夏に顔を合わせて品物を分け合う関係なのか、年末に一年の区切りの挨拶をする関係なのか。そこを考慮すれば、無難な一般論に寄せる必要はありません。
3. 時期の地域差は、2つで性質が違う
時期の説明がややこしく見えるのは、お中元とお歳暮で地域差の出方が違うからです。
- お中元|もとになったお盆の行事を、新暦の7月に行う地域と、月遅れや旧暦で行う地域に分かれます。そのため、7月前半までとする地域と、8月15日までとする地域が並びます(下の表)。夏に贈ると決めたら、注文するお店のその年の受付期間もあわせて確かめると確実です。
- お歳暮|地域で違うとする案内と、地域差はないとする案内があり、どちらでも幅は12月の中に収まります(下の表)。
百貨店と日本郵便の案内を並べると、次のとおりです。お中元は地域によって1か月以上の幅があり、お歳暮は12月の中での幅にとどまります。
| 案内 | お中元の時期 | お歳暮の時期 |
|---|---|---|
| 高島屋「お中元とお歳暮の違いとは? 意味や基礎知識、両方贈る方がよいのかを解説」/「お歳暮とは?贈る時期や意味、選ぶポイントを紹介」 | 東日本は7月上旬〜15日まで、西日本は7月中旬〜8月15日まで | 12月上旬から25日頃まで(地域では、東日本が11月下旬〜12月20日前後、西日本が12月13日〜20日前後) |
| 三越伊勢丹「三越伊勢丹グループの贈り物のしきたりとマナー」 | 7月の初めから7月15日頃までが理想。地域によって、7月1日から7月15日まで、または月遅れで8月1日から15日まで | 本来は12月13日から20日まで。現在は12月初旬から12月25日頃まで |
| 日本郵便「郵便局のネットショップ」のコラム | 東北・関東・北陸の一部は7月1日〜7月15日、北海道・北陸の一部・東海・関西・中国・四国は7月15日〜8月15日、九州は8月1日〜8月15日、沖縄は旧暦の7月13日〜7月15日 | 関東地方は12月1日〜12月20日、関西地方は12月13日頃〜20日頃、沖縄は12月初旬〜25日頃、北海道・東北・北陸・東海・中国・九州の各地方は12月10日頃〜20日頃 |
日本郵便の案内では、近年は全国的に関東の時期(7月1日〜7月15日)に合わせてお中元を贈ることも増えていると説明されています。時期を過ぎたときは、高島屋の案内では立秋(8月8日か9日)までは「暑中御見舞」、立秋以降は「残暑御見舞」に表書きを変えるとされています。
どちらを採るか迷うなら、相手の地域ではなく「相手に届く日」から決めるほうが簡単です。地域の慣習より、年末の配送が立て込む時期を外すほうが実際の失礼を避けられます。相手ごとの締切の逆算と、年内に間に合わないときの表書きの切り替え(御年賀・寒中見舞)は、お歳暮の時期はいつ?相手ごとに締切を決める逆算のしかたにまとめています。
4. 「両方贈るべき?」の前に|相手を5つに分ける
「お中元を贈ったらお歳暮も贈るのが一般的」と説明されることがあります。これは間違いではありませんが、年2回×毎年という前提が付いています。毎年贈ることが前提の習慣なので、相手が増えるほど負担が積み上がります。
そこで、両方か片方かを一般論ではなく相手の区分で決めます。見るのは、相手がその贈り物をお付き合いの記録として受け取る立場かどうかです。
| 相手 | 年間の考え方 | 理由 |
|---|---|---|
| 取引先・企業として贈る相手 | 社内の慣習に合わせる(個人で決めない) | ビジネスの贈答は記録に残り、前例が基準になります。担当者の名前が替わっても続く形が求められます。会社として禁止している場合もあるので先に確認します |
| 上司・目上の個人 | 両方か、年末のお歳暮だけ | 勤め先によっては個人間の贈答を控える決まりがあります。職場の慣習を事前に確かめるほうが確実です |
| 仲人・媒酌人、恩を受けた方 | 両方。年数を区切って考える | 続ける区切りを決めておき、区切ったあとは年賀状などのご挨拶に切り替えます |
| 親族・義実家・両親 | 両家で合わせる(片方だけに寄せてよい) | 家ごとに慣習が違い、片方だけ贈ると気遣いをさせることがあります。両家の方針をそろえるほうが長く続きます |
| 友人・知人・親戚の年配の方 | 片方だけ、または贈り物なしのご挨拶 | 形式より付き合いの気楽さを優先する関係です。相手に返礼の心配をかけない形が選ばれます |
この表の使い方は、相手ごとに「年2回」「年1回」「挨拶だけ」の3段階を決めておくことです。一覧にしておくと、翌年からの判断が「去年と同じにする」で済みます。予算も、相手の人数×段階で先に決めておけば、品物選びのときに迷いません。
注意したいのは、最初の年の品物が次の年からの基準になる点です。段階的に増やすことはできますが、減らすのは気を使います。突然贈るのをやめるより、最初から軽い形で始めるほうが続きます。親族の方針のすり合わせは、お歳暮を義実家に贈るかに、家族構成の組み合わせから決める形でまとめています。
5. 片方だけにするなら、どちらを残すか
片方だけにする場合は、年末のお歳暮を残す形が挙げられることがあります。一年間のお礼という意味合いが含まれるため、1回だけなら年末のほうが収まりがよいからです。
ただし、残すほうを夏に寄せたほうが自然な場面もあります。
- 年末のお歳暮を残す|一年のお礼として伝わる。年末年始に家族で使える品物が選びやすい。相手の家に贈答品が集まる時期なので、届く日を早めに決める必要があります。
- 夏のお中元を残す|年末が忙しくて手配が遅れがちな場合。暑い時期に受け取りやすい品物を選びたい場合。夏に帰省などで顔を合わせる機会があり、持参して渡せる場合。
- その年だけ贈りたい|毎年の慣習にしたくないときは、表書きを「御礼」にする形が案内されています。季節のご挨拶ではなく、その年のお礼として渡す形です。
どちらを残すにしても、相手に伝えるべきことは特にありません。減らしたことを説明する必要はないのが、この習慣の気楽な面です。説明が要るのは、完全にやめるときだけです。
6. 品物の違いは「保存」と「食卓」で決まる
お中元とお歳暮で人気の品物が違うのは、季節感の差というより相手の家でそのまま使えるかの差です。夏は暑さのなかでの保存、年末は人が集まる食卓が前提になります。
| 品物の種類 | お中元での見方 | お歳暮での見方 |
|---|---|---|
| 生鮮食品・食材(カニ、海鮮、豚肉、ソーセージ、メロン、マンゴーなどの名産品) | 冷蔵・冷凍は相手の在宅と冷蔵庫の空きへの配慮が要ります | 年末年始の料理に使えるものが選ばれます。日本全国の名産品から選べる豊富さも魅力です |
| 日持ちする食品・飲みもの(ハム、お菓子、ゼリー、アイスクリーム、ジュース、ビール、ワイン、調味料) | 定番。アイスやゼリーのように冷たいものが有名です | 定番。来客時にそのまま出せるものが選ばれます。食事に制限がある相手には外します |
| 日用品 | 消耗するもので、好みが外れにくい | 同じ。年末は買い足しの手間が減る点が喜ばれます |
| 入浴剤 | 暑い時期はぬるめのお湯で使う前提の品物として選ばれます | 冬は使う機会が増える季節。化粧箱入りのものは熨斗も掛けやすい |
| カタログギフト・商品券 | 好みが分からない相手に。選ぶ手間を相手に渡す形になります | 同じ。現金に近い品物は目上の相手には避ける案内が多く見られます |
品物選びで失敗が少ないのは、相手が複数いる場合に品物を1つ決めて数をそろえる方法です。注文も配送の手配も一度で済み、のしの指定も同じにできます。価格帯から絞りたいときは、高級入浴剤ギフトの選び方に価格帯別の基準をまとめています。
相手ごとに数をそろえやすい品物の一例です。ReNELU(リネル)の SPARKLING SPA TABLET は、Amazon でベストセラー1位を獲得した※1、ホテルスパ発想の重炭酸入浴剤※2です。湯に1錠入れるとシュワっと弾ける重炭酸の泡が広がり、乳白色のやわらかなお湯に。ホテルのロビーでふわっと香るような、ReNELU のためだけに調香された上質なホワイトティーの香りです。夏はぬるめのお湯、冬はゆっくりつかる夜にと、季節を問わず使えます。
1錠50gの大容量タブレットが8錠入りで、1錠ずつ個包装。9つのフリー処方で5種の保湿成分を配合し、インテリアブック調の化粧箱に入っています。

ReNELU SPARKLING SPA TABLET
9つのフリー処方|ホワイトティーの香り|3,000円台
お歳暮やお中元として贈るときは、ギフトページで案内している TANP 公式店で、表書きが「お歳暮」「お中元」の短冊のし(商品の形に合わせた短冊型の熨斗紙)を付けられます。相手の住所に直接送るときは、配送用のダンボールを飾るオプションもあります。
※1 Amazon ベストセラー(バスティーパック)カテゴリ。2025年12月28日・2026年8月20日〜31日 自社調べ
※2 炭酸水素Na(基剤)
※ReNELU SPARKLING SPA TABLET は浴用化粧料です。
7. 混同しやすい贈り物との線引き
「違い」で迷うのは、お中元とお歳暮のあいだだけではありません。何度あってもよい贈り物か、一度きりの贈り物かで分けると、ほかの贈答品との線引きもはっきりします。
| 贈り物 | 性質 | お中元・お歳暮との関係 |
|---|---|---|
| お中元・お歳暮 | 毎年くり返す季節のご挨拶 | — |
| お祝い(結婚・出産・新築など) | 一度きりの出来事に対する贈り物 | 別のものとして贈ります。お歳暮の時期に重なっても、のしを分けます |
| 内祝(結婚内祝・出産内祝) | いただいたお祝いに対する返礼 | お歳暮とは目的が別です。同じ品物でまとめません |
| 香典返 | 弔事の返礼 | 慶事の体裁とは分けます。時期が重なる場合は、季節のご挨拶を後ろにずらす形が選ばれます |
| 手土産 | 訪問のときにその場で渡すもの | 帰省や訪問の手土産は、お歳暮の代わりにはなりません。両方必要かは相手との関係性で決めます |
この表で押さえておきたいのは、お中元・お歳暮は「続ける」贈り物だということです。一度きりの贈り物と混ぜると、翌年から相手が判断に困ります。喪中が重なったときの判断は、お歳暮と喪中|4つの立場で決める贈り方にまとめています。
8. 品物より先に届く送り状
配送で贈るときは、品物だけが届くより送り状(挨拶状)を先に出すほうが丁寧な形とされています。手渡しなら言葉で伝えられることを、配送では文面で伝える役割です。
書く項目は多くありません。次の順で3〜4文にまとめれば足ります。
- 季節の挨拶と、相手の様子を気にかける一文
- 日頃お世話になっていることへの感謝
- 品物を送ったこと(届く時期の目安を添える)
- 相手の無事を願う結びの言葉
個人宛の文例は、次の形が使いやすいです。
寒さが増してまいりましたが、お変わりなくお過ごしでしょうか。本年も何かとお世話になり、ありがとうございました。感謝のしるしに心ばかりの品をお送りいたしましたので、ご笑納ください。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
ビジネスで会社の名前で出す場合は、同じ構成のまま言葉を改めます。法人では代表者名で出すか、部署名を添えるかが決まっていることが多いので、過去の文例を社内で確かめるのが早いです。いただいた側として出すお礼の文面は、お歳暮のお礼状の書き方に相手別の例文をまとめています。
9. もらったときの対応は、お中元・お歳暮で同じ
受け取ったときの作法は、2つで変わりません。品物のお返しは基本的に不要で、お礼を伝えることが先です。電話・メール・お礼状のいずれかで、届いた旨と感謝を伝えてください。
品物を返すかどうかは、会社の慣習、やりとりを続けるか、いただいた品物との釣り合いで変わります。立場ごとの分かれ方はお歳暮のお返しは必要?立場から分ける判断にまとめました。贈るのをやめた翌年に届いた場合も、まずお礼を伝え、再開するか挨拶だけにするかを決め直せば十分です。
10. 贈り物をやめても、ご挨拶は残せる
贈答をやめると関係が切れるように感じますが、品物ではなく挨拶だけを残す形があります。一年の挨拶の並びに置き直すと、贈り物はその一部にすぎません。
- 夏の暑い時期|暑中御見舞。状(はがき)だけでも成立します。品物を添えればお中元になります。
- 夏の終わり|残暑御見舞。暑中見舞の時期を過ぎたときの形で、状だけで十分です。
- 年末|御歳暮。品物を贈らないなら年賀状に寄せます。
- 年明けから冬のあいだ|年賀状、そのあとは寒中見舞。どちらも状だけで成立します。
この並びを見ると、贈答をやめることは「挨拶をやめること」ではないと分かります。品物を外して状だけにする、年2回を年末だけにする、どちらも良好な関係を保つ形です。やめる年の伝え方は、電話で先に一言伝え、そのうえで最後の贈り物に添える二段構えが無理がありません。
11. よくある質問(FAQ)
Q. お歳暮とお中元の違いは何ですか?
由来・贈る季節・位置づけの3つです。お中元は夏の、お歳暮は年末のご挨拶で、お歳暮には一年間のお礼という意味合いが含まれます。熨斗の形式や贈る相手の考え方はほとんど同じです。
Q. 両方贈らないといけませんか?
お中元を贈ったらお歳暮も贈るのが一般的と案内されていますが、片方だけでも成立します。相手を「年2回」「年1回」「挨拶だけ」の3段階に分けて決めると、毎年の判断が軽くなります。
Q. 片方だけにするなら、どちらを残しますか?
年末のお歳暮を残す形が挙げられることがあります。一年間のお礼という意味合いが含まれるためです。年末の手配が難しい場合や、夏に顔を合わせる機会がある場合は、お中元を残す選び方もあります。
Q. お中元はいつ贈りますか?
夏です。高島屋の案内では東日本は7月上旬〜15日まで、西日本は7月中旬〜8月15日までとされ、地域で1か月以上の幅があります(3節の表)。相手の地域の時期と、注文するお店のその年の受付期間をあわせて確かめてください。
Q. お中元とお歳暮で予算を変えてもいいですか?
年末のお歳暮をやや厚めにする形が案内されています。一年間のお礼という意味合いが含まれるためです。同じにしても差し支えありません。具体的な相場は、案内によって示し方が違います。
Q. お中元とお歳暮の由来は違うのですか?
違います。お中元は中国の中元の行事とお盆の供養の風習が結びついたもの、お歳暮は年の暮れの供え物と商いの慣習が結びついたものと説明されています。この背景の違いが、年末のほうが重く受け取られる理由とされています。
Q. お歳暮の時期は地域で違いますか?
案内によって説明が分かれます。日本郵便の案内では関東地方・関西地方・九州など地方ごとの目安が示され、三越オンラインストアの案内では地域による違いはないと説明されています。相手に届く日から決めるほうが簡単です。
Q. 品物は食べ物以外でもいいですか?
構いません。日用品や入浴剤のように消耗するものは、好みが外れにくいアイテムとして選ばれます。食事に制限がある相手には、食品以外に寄せるほうが無難です。
Q. 送り状は必ず出しますか?
配送で贈る場合は、品物より先に届くように出すのが丁寧な形とされています。季節の挨拶・感謝・品物を送った旨・結びの4つを3〜4文にまとめれば十分です。
Q. もらったらお返しは必要ですか?
品物のお返しは基本的に不要で、お礼を伝えることが先です。返すかどうかは、会社の慣習や相手との関係性、いただいた品物との釣り合いで決めます。
Q. 内祝いや香典返しと一緒にまとめてもいいですか?
まとめません。お中元・お歳暮は毎年くり返す季節のご挨拶で、内祝や香典返は一度きりの返礼です。目的が別なので、のしも品物も分けます。
Q. 帰省の手土産はお歳暮の代わりになりますか?
代わりにはなりません。手土産は訪問のときにその場で渡すもので、季節のご挨拶とは役割が別です。両方必要かは相手との関係性で決めてください。
Q. 贈り物をやめても挨拶は続けられますか?
続けられます。暑中御見舞・残暑御見舞・年賀状・寒中見舞は、状だけでも成立する挨拶です。品物を外しても関係を保つ形になります。
12. まとめ|違いは3つ、決めることは相手ごとに3段階
お歳暮とお中元の違いは、由来・季節・位置づけの3つです。形式(熨斗・水引・贈る相手の考え方)はほとんど同じなので、「両方贈るのが一般的」という説明と「片方でも成立する」という説明が同時に成り立ちます。
だから決めるべきは、違いの知識ではなく相手ごとの段階です。取引先は社内の慣習に、目上の個人は職場の決まりに、親族は両家の方針に合わせる。友人や知人は気楽な形で構いません。そのうえで、年2回・年1回・挨拶だけの3段階を一覧にしておけば、翌年からは「去年と同じ」で判断が済みます。
そして、最初の年の品物が基準になることと、配送には送り状を添えること。この2つを押さえておけば、季節のご挨拶は負担ではなく、続けられる習慣になります。
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※本記事は、お歳暮とお中元についての一般的な整理です。地域やお店、勤め先の案内が分かっている場合は、そちらに合わせてください。※本品は医薬品・医薬部外品ではありません。


